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Magic xpa Application Platformのローコードシステム開発とは

ITシステムの「超高速開発」を実現するツールに、「Magic xpa Application Platform」があります。同ツールはビジネス向けITシステムやサービス、モバイルアプリの開発に特化したもので、多種多様な業種・職種の企業で導入されています。今回は、Magic xpa Application Platformによるローコードシステム開発のメリットや、同ツールの活用事例などをご紹介します。

システム開発がもっと簡単に!Magic xpa Application Platformとは?

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画像:www.magicsoftware.com

Magic xpa Application Platformとは、イスラエルに本社を置くソフトウェアベンダー、「マジックソフトウェア・ジャパン」社が提供・販売するローコード開発ツールです。独自開発の実行エンジンを搭載しており、簡易的なコーディングはエンジン側が自動的に処理します。これにより、ITシステムをはじめとするWEBサービスや、 モバイルアプリ の「超高速開発」を実現します。

実行エンジン型とコード自動生成型の違い

上記で実行エンジンについて触れましたが、Magic xpa Application Platformは実行エンジン型のローコード開発ツールにあたります。それに加え、昨今はコード自動生成型のローコード開発ツールも登場しています。それぞれの特徴は次の通りです。

  • 実行エンジン型:メタデータ情報を元に、その実行環境上で動作するタイプ
  • コード自動生成型:設計情報からコードを自動生成・実行するタイプ

実行エンジン型は、設計情報(リポジトリ)に定義にされたメタデータ情報を、エンジン側が実行します。Magic xpa Application Platformの場合、独自開発の「Magicエンジン」によって動作します。コード自動生成型とは異なり、開発ツールと実行環境が一体化しているのが特徴です。

コード自動生成型は、設計情報からソースコードをコンパイルした後、別サーバー上で実行するタイプです。開発ツールと実行環境が異なるため、クロスプラットフォーム対応の開発ツールとなります。

Magic xpa Application Platformによるシステム開発のメリットとは?

ここでは、Magic xpa Application Platformを活用したローコードシステム開発のメリットや注意点を解説します。

メリット1:実行エンジン型の強みを活かした「超高速開発」の実現

実行エンジン型のローコード開発ツールは、設計情報にデータや機能、業務要件などを定義するだけで、非エンジニアでもITシステムを構築できる仕組みとなっています。その結果、従来のスクラッチ開発に比べ、システム設計や機能実装、単体・結合テストの工数を大幅に削減可能です。とりわけ実行エンジン型の場合、開発ツールと実行環境が一体化しているため、動作テストもスムーズです。

また、Magic xpa Application Platformは一定のITスキルが求められるローコード開発ツールです。簡易的なWEBサービスや モバイルアプリ ならば、非エンジニアでも難なく開発できます。しかし、ある程度高度な社内システムとなれば、SE・PGなどの専任人材や、業務知識が豊富な人材が主体となり、Magic xpa Application Platformで開発するのが肝要です。

Magic xpa Application Platformとは、「使える人が使うと、開発効率が劇的に高まるツール」です。従来とは一線を画する「超高速開発」を実現する一方、万人向けのツールではないことを覚えておきましょう。

メリット2:プラットフォームへの依存度が低く、保守性が高い

Magic xpa Application Platformの実行エンジンは、仮想マシンとして機能するよう設計されています。つまり、本ツールで開発したITシステムやアプリは、OSやプラットフォーム、各種管理システム(DBMSなど)への依存度が低くなります。これにより、自由度の高いITシステムの構築が容易になるでしょう。

また、運用開始後の仕様変更・拡張にも、フレキシブルに対応します。スクラッチ開発で構築したシステムに比べて保守性が高く、TCO(総保有コスト)の削減に繋がると考えられます。

メリット3:オンプレミス版とクラウド版を選べる

当初、Magic xpa Application Platformは、社内サーバーで運用するオンプレミス版のみ提供されていました。

オンプレミスには、セキュリティ面の強みやカスタマイズ性の高さ、運用コストを固定化しやすいメリットがある反面、初期費用や維持コストの高さがネックになっていました。また、採用してから利用開始まで時間がかかるため、気軽に導入できるシステムではありませんでした。

2019年、同社はMagic xpa Application Platformのクラウド版である「Magic xpa on Fujitsu Cloud Service」の提供を開始しました。基本機能や使い方はMagic xpa Application Platformと同じですが、ツールそのものは富士通の クラウドサービス 「FUJITSU Cloud Service for OSS」上で稼働する仕組みです。

クラウド版のメリットは、利用場所を問わずシステム開発を行えることです。それに加え、オンプレミス版よりも「スパイラル開発」への対応が容易になりました。たとえば、システム開発を受注した場合、プロトタイプをクライアントに共有し、フィードバックをもらいながら開発し、ブラッシュアップしていくことが可能になったのです。このリアルタイム性こそが、クラウド版ならではの強みであり、魅力です。

Magic xpa Application Platformのシステム開発事例とは?

Magic xpa Application Platformは、さまざまな企業や団体での利活用が進んでいます。たとえば、LPガス事業を手がける明治産業(福岡県)の事例があります。同社はMagic xpa Application Platformを活用し、タブレット端末を用いた業務管理システムの構築を行いました。顧客の点検調査票やガスメーターの指針、有効期限や機器情報をタブレット端末に入力することで、あらゆる情報の一元管理が可能になりました。その結果、約5.0人分の業務コスト削減を実現しました。

まとめ

Magic xpa Application Platformは、ビジネス向けITシステムの開発に特化したツールです。ただし、簡易的なWEBサービスや モバイルアプリ であれば、コーディングレスのノーコード開発ツール・プラットフォームを活用するのがおすすめです。Magic xpa Application Platformは比較的専門性の高いツールなので、高度なITシステムの「超高速開発」を行う場合、積極的に活用したいところです。なお、ローコード開発ツールは、他記事で詳しくご紹介しています。興味のある方はそちらもご覧ください。

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