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PowerAppsのローコードシステム開発とは?知識いらずで簡単にできる

世界有数のIT企業が参入し、しのぎを削っているノーコード・ローコード開発業界ですが、WordやExcel、Windowsでお馴染みの「Microsoft」社も例に漏れず、独自開発のプラットフォームを提供・販売しています。今回は、Microsoft社が手がけるノーコード・ローコードプラットフォーム、「PowerApps」の特徴や機能を、なぜシステム開発におすすめするかについて解説します。

システム開発にも重宝する!PowerAppsとは?

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画像:powerapps.microsoft.com

PowerAppsとは、コーディングレスでITシステムやWEBサービス、 モバイルアプリ を構築できるノーコード・ローコード 開発プラットフォーム です。提供元はMicrosoft社で、そのインフラ基盤に同社のクラウドコンピューティングサービス、「Azure(アジュール)」を採用しています。システム開発ツールだけでなく、業務効率化アプリとしても利用可能です。

PowerAppsは非エンジニア、いわば「市民開発者」をターゲットとしたローコードプラットフォームです。 ゼロベースコーディング するスクラッチ開発とは異なり、画面上のパーツをドラッグ&ドロップし、必要な数値を入力するだけで、ITシステムやWEBサービスを構築できます。

また、PowerAppsの特徴は、200種類を超えるMicrosoft社およびサードパーティー製サービスと連携ができることや拡張機能を備えていることです。非常にカスタマイズ性が高く、さまざまな要素をフレキシブルに組み込めるのは、PowerAppsならではの魅力です。

PowerAppsがシステム開発におすすめの理由とは?

ここでは、PowerAppsがシステム開発におすすめの理由を解説します。

理由1:コーディング不要で本格的なITシステムを構築できる

通常、システム開発にはプログラマーやシステムエンジニアが開発言語で コーディング し、ITシステムを構築する高度なIT知識や専門技術が求められるのが一般的です。しかし、PowerAppsは違います。たとえば、同社のPowerPointで資料作成したり、あるいはExcelで関数を入力したりするのと同じ感覚で、システム開発が行えます。

従来のスクラッチ開発と違うのは、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)による直感的な操作を実現しているところです。画面上の必要箇所に、必要な「パーツ(要素)」をドラッグ&ドロップするだけで、あらゆる機能を実装できます。PowerAppsの登場により、これまでITエンジニアが行ってきたコーディング作業が、パーツを並べるだけで済むようになったのです。

理由2:スムーズな外部連携を実現する「コネクタ」の存在

PowerAppsは、200を超えるサードパーティー製サービスとの連携が可能です。それを実現するのが、PowerApps独自の「コネクタ」です。コネクタには、Office365ユーザー向けの「スタンダードコネクタ」と、高度な機能を備える「プレミアムコネクタ」の2種類があります。システム開発をメインに据えるならば、プレミアムコネクタ一択がよいでしょう。

スタンダードコネクタは、Office365系サービスを筆頭に、Twitterなどが提供するAPIとの連携が可能です。WEBサービスや モバイルアプリ の開発ならば、スタンダードコネクタで事足りるでしょう。

一方のプレミアムコネクタは、Azureの各種サービスやSQL SERVER、オープンデータソースとの連携が可能です。そして何より、自分で「カスタムコネクタ」を作成できるのが強みです。PowerAppsは200以上の外部サービスと連携できますが、「○○のコネクタがなくて連携できない……」といったケースが、稀に発生します。その場合、自分で当該サービス向けのコネクタを作成すれば、APIと連携できるようになります。

注意点として、PowerAppsはコーディングレスなノーコードプラットフォームですが、本機能に関してはソースコード記述が必須です。そのため、PowerAppsでシステム開発を検討する場合、多少のITスキルは身に付けておきたいところです。

理由3:環境に依存しない「クロスプラットフォーム対応」

PowerAppsで開発されたITシステムは、OS(オペレーティングシステム)やブラウザに左右されない「クロスプラットフォーム対応システム」となります。OSやブラウザごとに仕様変更する手間がなくなるため、開発工数の削減に繋がります。環境に依存しないITシステムを、容易に開発できるのは大きな魅力です。

PowerAppsを採用したシステム開発事例とは?

PowerAppsを活用して社内システムの開発や、ひいてはDX(デジタル・トランスフォーメーション)促進を行っている企業・団体は少なくありません。たとえば、経済産業省が挙げられます。同省は2019年、行政手続きのデジタル化を図るべく、申請・処理システムの開発にPowerAppsを採用しました。その結果、想定よりも短期間かつ低コストで、申請システムの構築に成功しました。ノーコード・ローコードプラットフォームの実用性の高さを周知させる、好事例となりました。

まとめ

Microsoft社が手がけるノーコード・ローコードプラットフォームのPowerAppsは、日本では経済産業省を始め、あらゆる企業・団体で導入されています。簡易的なWEBサービスや モバイルアプリ の開発はもちろん、各種コネクタを活用することで、高度なITシステムの構築が可能です。これからは“市民開発者”が、ITシステムを手がける時代となります。

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