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ノーコードツール「Wagby」とは?短期間のアプリ開発を実現

日本のノーコード・ローコード業界において、早くから リリース されていたツールに「Wagby(ワグビィ)」があります。Wagbyとは、ビジュアルプログラミングをベースとしたノーコードプラットフォームです。そこで今回は、Wagbyの特徴やメイン機能、導入メリットをご紹介します。企業における活用事例にも触れますので、ぜひ参考にしてください。

アプリ開発の内製化を支援する「Wagby」とは?

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画像:wagby.com

Wagbyとは、沖縄県・うるま市に本社を構えるソフトウェアベンダー「ジャスミンソフト」社が提供・販売するクラウド型・ノーコードプラットフォームです。同社は創業から5年後の2006年、ExcelファイルからWeb データベース を自動生成するITツールを無償公開しました。それがWagbyのプロトタイプでした。

Wagbyはバージョンアップを重ね、ビジュアルプログラミングをベースとしたノーコード 開発プラットフォーム に進化しました。「WagbyDesigner」と呼ばれる専用ソフトウェアにおいて、独自要素である「モデル」や「スクリプト」を設定し、 Webアプリ を構築していきます。

ほとんどの開発工程は コーディング レスで、さまざまなWebアプリを簡単に開発できます。ただし、高度な設計のWebアプリや、規模の大きい基幹システムなどは、Wagbyの別バージョンである「Wagby EE」での開発をおすすめします。

WagbyとWagbyEEの違い

Wagby EE(Enterprise Edition)とは、通常のWagbyをベースとした、エンタープライズシステム向けローコード 開発プラットフォーム です。エンタープライズシステムとは、財務会計や生産管理、販売・在庫管理を担う基幹システム、CRM(顧客関係管理システム)およびSFA(営業支援システム)などの総称です。

Wagbyの魅力は、さまざまな Webアプリ を直感操作で構築できることです。非エンジニアにおいても、プロトタイプなら数時間程度で作成可能です。半面、ノーコードプラットフォームであるWagbyで、基幹システムやグループウェアを構築するのは、難しいでしょう。Wagbyはビジュアルプログラミングによる「手軽さ」をウリにしていますが、複雑なロジックの開発は苦手だからです。

そこで、ローコードプラットフォームであるWagby EEが役立ちます。Wagby EEでは、Javaや JavaScript を自由にカスタマイズすることが可能です。一定のプログラミングスキルが求められるものの、複雑かつ高度な仕様のWebアプリや、エンタープライズシステムを構築できます。

まとめると、通常のWagbyは非エンジニアをはじめとする初心者向け、Wagby EEはITエンジニア向けのプラットフォームといえるでしょう。

Wagbyの導入メリットとは?アプリ開発をもっと楽に、効率的に

ここでは、Wagbyの導入メリットについてご紹介します。

「スクリプト」による直感的操作で、欲しいアプリをすぐに開発

Wagbyでは、WagbyDesigner上にモデルとスクリプトを設定し、アプリに機能を実装していきます。モデルとは、さまざまなデータや数値を入れる「箱」のようなものです。項目名を筆頭に、検索条件や一覧表示の有無、型(文字や数字など)のルールを設定します。

モデルはExcelファイルからインポート可能です。たとえば、顧客情報をモデル化する場合、会社名や業種、取引先住所や備考などをExcelファイルにまとめ、WagbyDesignerにインポートします。これにより、 データベース 構築と同じイメージで、記述内容に沿ったモデルが自動作成されます。

次に、スクリプトです。スクリプトとは本来、プログラミング言語で記述したソースコードを指します。Wagbyの場合、スクリプトを UI 上で動くブロックとしてコンポーネント化します。「欲しい機能=欲しいブロック」を組み合わせ、アプリを構築できるのが特徴です。

アプリ設計~単体テストまでの開発工数を大幅に削減

従来のスクラッチ開発では、アプリ設計や要件定義、 コーディング 、単体・結合テストなどに多くの工数を割いていました。無論、 ゼロベース でアプリを構築するわけですから、時間やコストがかかるのは当然です。

Wagbyの場合、スクリプトによるビジュアルプログラミングや、ソースコードの自動生成機能などにより、アプリ設計~単体テストまでの工数を大幅に削減可能です。

Wagbyによる開発事例とは?アプリ開発以外にも採用されている?

さまざまな企業の内製現場に導入されているWagbyの開発事例として、日本の樹脂メーカーである「積水化学工業」社のケースをご紹介します。

同社では、決算期における経理部門の業務負荷を軽減するため、帳票の情報収集・集計のシステム化を検討しました。元々、各部署にExcelファイル形式の帳票を配り、後日回収して集計するという、アナログな報告業務を続けていました。その分だけ、現場負荷が大きかったのは、いうまでもありません。

担当者が考えたのは、Wagbyを使った報告業務のシステム化でした。結論からいうと、開発期間・開発工数ともに、大幅な削減に成功しました。開発期間は約3ヶ月、開発工数はスクラッチ開発の1/4に抑制できたとのことです。

まとめ

Wagbyでは、スタンダードなノーコードプラットフォームであるWagbyと、ITエンジニア向けのWagby EEの2種類をラインアップしています。これからプログラミングを勉強したり、すでに勉強中だったりする方は、通常版のWagbyを試してみましょう。Wagby EEはエンタープライズ開発向けのプラットフォームなので、ITエンジニアでない限り、使う機会が少ないと考えます。

以上、Wagbyについての解説でした。ノーコード・ローコードプラットフォームについては、当サイトでさまざまな種類をご紹介しています。気になる方は、そちらの記事もご覧ください。

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