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ローコードとは?ノーコードとのメリット・デメリットの違い

非エンジニアによるアプリ・ソフトウェア開発を実現するローコード開発。同じく「ソースコードを記述しない開発手法」に「ノーコード」がありますが、これらの違いは何なのでしょうか?今回は、ローコードの基礎知識やメリット・デメリット、ノーコードとの違いについて解説します。

ローコードとは?

ローコードとは、必要最小限のソースコードの記述でWebアプリやソフトウェア開発ができるITツールおよびプラットフォームの総称です。元々は、アメリカの調査会社である「Forrester Research」が、ノーコードとの分類を明確化するために、使いはじめた言葉と言われています。

ローコードを知る前に、ノーコードの基礎や違いを把握しておきましょう。ノーコードとは、ソースコードを記述せずにソフトウェア開発を行うITツールを指します。ノーコードとローコードは混同されがちですが、前者はソースコードを“原則記述しない”のが特徴。つまり、専門知識・技術がなくても、ノーコード・ツールの使い方さえマスターすれば、誰でもソフトウェア開発ができるわけです。

一方、ローコードでは、必要に応じてソースコードを記述します。その分だけカスタマイズ性が高く、細やかな仕様のアプリ・ソフトウェアを開発可能。一言でいうと、“かゆいところに手が届くITツール”と言えるでしょう。必要最小限の開発スキルこそ求められますが、ノーコードでは対応しきれない設計・仕様のアプリも、効率的に開発できます。

ローコードが注目されている背景

世界規模で企業ニーズが拡大しているローコード開発。そもそもなぜ、ローコードが注目されるようになったのでしょうか?考えられる理由は次の通りです。

ITエンジニアの慢性的な不足

国内のIT業界における人材不足は、年々深刻化しています。転職市場の傾向をみると、ITエンジニアなどの高スキル人材は、大企業が好待遇で囲む、もしくは独立してフリーランスになるかの2つです。結果、中小企業においては、慢性的なITエンジニア不足が続いています。

これを解決する方法として、ローコードやノーコードが注目されました。莫大な採用コストをかけてITエンジニアを確保するなら、「非エンジニアによる開発環境の構築」を推進したほうが効率的と判断したためです。実際にローコード開発を採用しはじめた企業の多くが、予算や時間的制約、人材的制約から解放されつつ、一定水準以上の開発環境の構築に成功しています。

政府が推進する「DX」の存在

2021年内に「デジタル庁(仮称)」の創設を予定するなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に注力している日本政府。DXとは、デジタル技術の利活用による日常生活の変革を指します。「先端技術で生活をより快適に、豊かにしよう」という考え方です。

その余波はIT業界にも広がっています。ローコードやノーコードを活用することで、非エンジニアを開発現場に投入できたり、リモートワークに対応する“スリムな開発環境”の構築を実現したりできます。

ローコードのメリット・デメリット

ここからは、ローコードのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

最大のメリットは、アプリ・ソフトウェア開発における生産性向上や、コスト削減が期待できることです。非エンジニアでも多少のITスキルを身につければ、現場で活躍できます。また、ノーコードに比べてカスタマイズ性が高く、開発環境の変化、細やかな仕様変更にも、柔軟に対応。 ゼロベース で行うスクラッチ開発に比べ、効率的かつ様々な「制約」から解放されます。

デメリット

ローコード開発のデメリットは、アプリなどの仕様・設計次第で活用が難しいことです。たとえば、「○○の箇所○○仕様に変えて欲しい」というクライアントニーズがあった場合、ノーコードでは対処できない可能性があります。その点、スクラッチ開発はカスタマイズ性が高く、バグやイレギュラーの発生にも柔軟に対応可能です。

ローコード開発の柔軟性・拡張性は、どうしても限定的になります。そのため、ノーコードが不向きな案件(アプリ・ソフトウェアの開発要件)を避けるなど、デメリットをカバーするための対応が求められます。

ローコードでできること

ローコードは、すでにあらゆる現場で導入・活用が進んでいます。身近な例でいうと、2020年は新型コロナウイルス感染拡大にともない、1人あたり10万円の“特別定額給付金”が支給されました。一部の自治体は、同制度の専用プラットフォームを構築。郵送での申請に加え、パソコンやスマートフォンによるオンライン手続きを可能にしました。

そこで重宝されたのが、ローコード開発でした。ある自治体は、ローコードを用いて、短期間で専用プラットフォームの開発に成功。このスピード感は、従来のスクラッチ開発では実現しにくい強みです。

まとめ

ローコードは、日本国内のDX推進の一翼を担う先端技術です。開発現場への適切な導入により、深刻化する人材不足解消や生産性向上、各種コスト削減を期待できます。まだまだ日本では知名度が低いものの、今後ローコード・ノーコードなどの開発技術は、一般化していくと予想されます。なお、ローコードやノーコードについては。別記事でも詳しく解説しています。ぜひそちらもご覧ください。

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