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Anyflowとは何か、その使い方についてわかりやすく解説

まるでパズルのようにアプリケーション・ソフトウェアを組み合わせ、定型業務を自動化できる「Anyflow(エニーフロー)」。Anyflowgは純国産のIPaaS(integration Platform as a Service)であり、その高いカスタムチェック性、動作安定性に定評があるサービスです。

今回は、Anyflowの特徴や、仕組みを理解するために欠かせない「SaaS」と「IPSaaS」の知識をご紹介します。導入事例をもとにしたAnyflowの使い方にも触れますので、ぜひ参考にしてください。

国産初のIPaaS「Anyflow」とは?使い方も簡単?

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画像:anyflow.jp

Anyflowとは、APIにより複数の「SaaS(Software as a Service)」を連携し、定型業務を自動化する クラウドサービス です。仕組みとして難解な面があるため、まずは「SaaS」と「IPSaaS」について解説します。

「SaaS」と「IPaaS」

SaaSとは、ベンダーが リリース したクラウドアプリケーション・ソフトウェアを、インターネット経由でユーザーが利用できるサービスです。「Software as a Service」の頭文字を取った造語で、一般に「サーズ」と呼ばれています。

SaaSについては、ITになじみがない方でも、日ごろから触れているものです。たとえば、Google社が提供する「Gmail」もSaaSの一種。Gmailは、インターネット環境とパソコンやスマートフォンさえあれば、場所を問わずメールの送受信ができます。

さらにGoogleでは、複数アカウントでストレージを共有できる「Google Drive」、テキストやシートを管理・編集できる「Google ドキュメント」および「Google スプレッドシート」を提供しています。

こうした仕様・仕組みのサービスは原則、SaaSに分類されます。そして、SaaSを連携・統合し、自由にカスタマイズできるサービスがIPaaSです。「Integration Platform as a Service」の頭文字を取って「アイパース」と呼ばれています。海外サービスが主流の中、Anyflowは日本で初めてリリースされたIPaaSなのです。

Anyflowのメリットや使い方は?

Anyflowは、各SaaSが提供するAPIを利用し、ノーコードで連携させる クラウドサービス 。専用のGUIを用いるため、非エンジニアでも簡単に、ワークフローの自動化が可能です。ここでは、Anyflowの導入メリットを簡単にお話します。

1.誰でも簡単にワークフローを作成できる

Anyflowによる定型業務の自動化は、基本的にプログラミングレスです。まずは、業務上必要なSaaSを選び、定型業務を「アクション」として登録。「どのアプリケーション」で「どのような処理を実行するのか」を設定し、ワークフローを作成します。ワークフローを ゼロベース で構築しますが、あらかじめ用意されたテンプレートも利用可能です。

2.API連携による安定した動作

IPaaSに近いサービス・仕組みとして、「RPA(Robotic Process Automation)」が挙げられます。RPAは定型業務の自動化ツールであり、別名「ロボットソフトウェア」といいます。

IPaaSとRPAはいずれも、「クラウド型アプリケーションの連携による業務自動化」を目的に開発されました。しかし、GmailやSlackなどのアプリケーション・ソフトウェアは、機能更新が行われます。RPAはこうしたアップデートに弱く、動作が不安定になったり、ワークフローが機能しなくなったりするケースが散見されます。

反対にIPaaSは、各SaaSが提供するAPIで連携。つまり、個々のアプリケーションでアップデートが行われても、作成したワークフローには影響を及ぼしません。この仕様から、IPaaSは動作安定性の高いワークフローを構築できます。

導入事例から学ぶ「Anyflowの使い方」

Anyflowの導入事例として有名なのが、オンラインプログラミングスクールなどを手がける「キラメックス株式会社」のケースです。同社は、日々積み重なる商談の現状把握・管理に課題を抱えていました。

そこで、同社はAnyflowを活用し、世界的シェアを誇るCRM(顧客関係管理システム)の「Salesforce」と、チームコミュニケーションツールの「Slack」を連携させ、営業マネジメントにおける12のワークフローを自動化しました。

たとえば、業務報告です。営業マンが、Salesforce上で「商談」という項目を作成します。すると、「○○さんが商談を作成しました」と、営業マネージャー宛てのメッセージをSlack上で自動送信。これにより営業マンは、商談の発生を逐一、上司に報告する必要がなくなります。

こうした定型業務の自動化により、同社は営業マネジメントにかけていた作業コストを1/3まで削減。Anyflowを有効活用し、業務効率化を実現した好事例です。

業務効率化の未来は「IPaaS」が握る?

「IPaaSはすごい先端テクノロジーだ!」と思うかもしれませんが、元々アメリカでは20年以上前からIPaaSという言葉が使われていました。事実、Anyflowは純国産IPaaSとして注目されていますが、その他主要サービスは海外製がシェアを独占しています。日本勢の進出はこれから……といったところでしょう。

現状、海外製のIPaaSは性能・機能ともに申し分ありませんが、日本人には不便な点がいくつかあります。たとえば、 UI が日本語非対応です。直感的なアプローチでワークフローを自動化できるものの、細かい説明書きを日本語で読めないのが、デメリットといえるでしょう。Anyflowは純国産のIPaaSであり、完全日本語対応。「英語が苦手……」という方でも難なく使えるのがうれしいところです。

最後に、昨今はあらゆる業界・業種において、業務効率の改善が重要課題となっています。IPaaSはその糸口になるサービス。近年は スタートアップ 企業も増えているので、日本のIPaaS市場は今後、さらに拡大すると予想されます。

まとめ

AnyflowをはじめとするIPaaSは、海外製を中心に様々なサービスがリリースされています。 UI や操作性、特徴などに違いがあるため、十分に比較検討した上で導入することをおすすめします。

基本的に企業向けのサービスとなりますが、現在プログラミングを学習している学生さんや、非エンジニアのWeb担当者なども、本サービスを知っておいて損はありません。なお、IPaaSやノーコード・ローコードツールについては、別記事でも詳しく解説しています。興味ある方は、ぜひそちらの記事もご覧ください。

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