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Appianの使い方がわかる!押さえておきたい基本とポイント

一般的なローコード開発ツールの機能を主軸に、サードパーティ製サービスとの統合、開発アプリの保守・管理機能を備えたトータルソリューションを「ローコードプラットフォーム(LCP)」と呼びます。

近年は世界中のソフトウェアベンダーがローコードプラットフォームを リリース しているので、「自社に最適なのはどれだろう……」と上層部を悩ませることも少なくありません。そこで今回は、アメリカ発のローコードプラットフォームである「Appian(アピアン)」の基礎知識や使い方、ポテンシャルを引き出すコツについてご紹介します。

Appianとは?

Appianのトップページ
画像:appian.com

Appianとは、アメリカの「Appian社」が提供・販売するローコードプラットフォームです。昨今、ポイント・トゥ・クリックでエンタープライズアプリを構築できるツールが多数登場しました。Appianもその一つです。同社によると、Appianの導入でアプリ開発スピードが最大20倍に加速。開発コストを50%削減できるそうです。

開発スピードの向上、および開発コストの削減はノーコード・ローコードツール随一のメリット。しかし、Appianはそれだけではありません。一般的なローツールとは違い、BPM(ビジネスプロセス管理)アプリのローコード開発に特化しています。

BPMとは、人・組織・ソフトウェアにおける反復プロセスの最適化や制御により、業務効率化を図る改革手法のこと。それを可能にするツールを一般に、BPMアプリと呼びます。

ルーティン業務の自動化は、近年あらゆる業種・職種で検討されている事柄です。ノンコア業務を自動化することにより、従業員のリソースを確保します。コア業務に集中できる環境を構築し、企業全体の生産性を高めるのが狙いです。

単なるルーティン業務アプリであれば、ほかのローコード開発ツールで事足りるでしょう。しかし、ワークフロー自動化やIoTデータとの連携、マルチデバイス対応など、高度でインテリジェンスなアプリを求めるなら、Appianでの開発がおすすめです。開発後の保守・管理も容易で、すべてのプロセスがAppian上で完結します。

Appianの基本的な使い方

エンタープライズ向けのローコードプラットフォームであるAppian。従来のローコード開発ツールに、様々な領域の自動化要素を集約させているのが特徴です。

その使い方ですが、GUI(グラフィカル・ユーザーインターフェース)操作が基本です。ワークフロー・データ・ロジックなど、アプリ開発におけるほとんどの要素を視覚化。ブロックを積み上げる感覚で、いとも簡単にエンタープライズアプリを設計・構築可能です。

「ローコード」とありますが、ソースコードを記述しないアプリ開発もできます。その上、Google CloudやAmazon AWS、Microsoft Azureなどの外部連携に対応。あらゆるプラットフォームをAppianに統一し、BPMアプリの開発・運用が可能です。

Appianの実践的な使い方を学ぶコツ

Appianは一般的なビジネスユーザーを対象に、14日間のガイド付きエクスペリエンスを用意しています。いわゆるトライアル版ですが、エンタープライズアプリやワークフローオートメーションの基礎が学べるサービスです。非エンジニアでも、トライアル・エクスペリエンスでアプリ構築を体験できます。

ただ、Appianのトライアル・エクスペリエンスは少し特殊で、アプリ開発の基礎だけでなく、実践的な内容まで掘り下げます。特にワークフロー自動化は、BPMアプリ構築に欠かせない要素です。ガイドの指示に従って学習すれば、ものの2週間で高度なエンタープライズの構築が可能になります。

Appianのポテンシャルを引き出す条件とは?

Appianは、BPMアプリの開発および管理・保守機能を得意としています。ノーコードなアプリ開発も可能ですが、本プラットフォームの強みを活かすにはやはり、専任のIT人材を配置したいところです。専門知識を有する人材が扱うことで、高度なエンタープライズアプリの開発が現実的になります。

事実、Appianは中~大規模かつ大々的な業務改革を望む企業に採用される傾向にあります。従業員の生産性や顧客エンゲージメントの向上、抜本的な組織マネジメントの改善など、導入意図が多岐にわたります。いずれにしても、業務改革レベルの施策なら、Appianのポテンシャルを十分に引き出せるでしょう。

逆に「顧客情報を整理したい」「メールの添付データを自動バックアップしたい」など、一般的なルーティン業務の自動化程度であれば、ほかのローコード開発ツールに頼るのもありです。

そもそも “エンタープライズ向け(企業向け)”のインテリジェンスなプラットフォームなので、多少の専門知識がなければ実際の運用が難しくなります。せっかく導入しても、従業員が扱えなければ意味がありません。外部から専門家を招き講習会を開く、ハイスキルなIT人材を配置するなど、部署内のメンバーが難なく扱える環境を構築することが大切です。

まとめ

エンタープライズ向けのBPMアプリを コーディング レスで開発できるAppian。ただ、そのポテンシャルを引き出すには、何らかの工夫が必要です。単に導入するだけでは、一般的なローコード開発ツールと相違がなくなります。

大切なのは、「Appianは何ができるのか?」を社内で共有し、認識することです。比較的高度な 開発プラットフォーム なので、専任のIT人材はできるだけ配置したいところ。困ったときの相談役がいれば、非エンジニア中心の部署でも難なく扱えるようになるでしょう。

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