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国産オープンソースのローコード開発ツール「プリザンター」

2017年、日本発となるオープンソースのアプリ 開発プラットフォーム が登場しました。その名は「Pleasanter(以下、プリザンター)」です。オープンソースソフトウェア特有の拡張性を活かしたプラットフォームで、多くの国内企業が現場導入しています。今回は、プリザンターの特徴や機能、基本的な使い方についてご紹介します。

ローコードアプリ開発ツール~プリザンターとは?~

プリザンターのトップページ
画像:pleasanter.org

プリザンターとは、無料で利用可能なオープンソース・WEB データベース アプリです。日本のソフトウェアベンダーインプリム社が提供する純国産ツールで、2017年に リリース されました。蓄積したデータは集計・分析したり、カレンダーやチャートで表示したりできます。使い方を工夫するだけで、様々な業務アプリを開発できるツールです。

プリザンターはリリース翌年、「ASPIC IoT・ AI ・クラウドアワード2018」においてベンチャー大賞、「第30回中小企業優秀新技術・新製品賞 ソフトウェア部門」で優秀賞を受賞しています。日本のノーコード・ローコード開発市場で、高い注目集めているプラットフォームです。

プリザンターの特徴とは?アプリ開発におけるメリットとは?

プリザンターの特徴は、大きくわけて3つあります。それぞれ詳しくご紹介します。

特徴1:無償公開されているオープンソースのプラットフォーム

無償かつソースコードが公開されているオープンソースソースアプリであること。ソースコードの自由な改変が可能で、自社向けにカスタマイズしたり、それを商用・非商用かかわらず、外部に再配布したりすることが認められています。一般的なパッケージアプリに比べ、拡張性の高さが売りです。

特徴2:WEBアプリとは思えない“ハヤブサクラス”の動作スピード

プリザンターは非常に処理速度が早いツールで、 WEBアプリ とは思えないほどサクサク動作するのが特徴です。そのモチーフとなったのが、地球上でもっとも移動速度が速い「隼(ハヤブサ)」とのこと。同社によると、プリザンターの平均処理時間は約100msで、類似製品の約3倍超の処理速度を実現しています。これは本プラットフォームに搭載したプリザンター UIエンジンによるもので、10万件程度のレコードなら快適に動作します。

特徴3:表計算ソフトに近い操作感で様々な業務アプリを開発

Excelなどの表計算ソフトを彷彿させるプリザンターの UI 。使用感は一般的な表計算ソフトとほぼ変わらないと言えるでしょう。ポイント・トゥ・クリックでデータを管理でき、ソートやフィルター、グラフ・チャートへの出力を容易に実現します。

また、プラットフォーム自体にWEBデータベースが備わっていたり、アクセス制御・セキュリティ対策機能が充実していたりと、アプリ開発に必要な土台がしっかりと備わっています。普段使っている表計算ソフトの操作感をベースに、様々な業務アプリを開発できるのが大きな魅力です。

アプリ開発を迅速化!プリザンターの主な使い方とは?

プリザンターはWEB データベース アプリであり、ローコード開発ツールでもあります。前提として、プリザンターにはWindowsおよびMac OSのようなフォルダ階層機能を搭載。パソコンでフォルダを扱うように階層を作成し、データベース・テーブルを格納していきます。

まず最初に、データベースの構築です。レコードは手入力のほか、API連携で外部から抽出・格納することも可能です。いずれかの方法でデータベースを構築したら、ブラウザからアプリ開発をはじめましょう。

アプリ開発といっても、身構える必要はありません。プリザンターには300種類以上のテンプレートが用意されているので、構築したデータベースと組み合わせ、様々な業務アプリを簡単に制作できます。実際にビジネスシーンでは、プロジェクト管理ツールや顧客情報管理ツールを開発・運用することが多いようです。

業務アプリ開発に最適なプリザンター|企業での活用事例は?

企業規模を問わず、様々な業種・職種で利活用されているプリザンター。たとえば、日立システムズフィールドサービス社では、サービスカーの運行管理や貸与品管理を行う基幹システムの開発にプリザンターを採用。開発した専用システムは、国内300以上の拠点で活用されています。従来の紙ベースによる業務管理・運用に比べ、約1,800時間(半期)の工数削減を実現しました。

また、産業機械を手がけるヤンマーパワーテクノロジー社では、貿易情報管理システムをプリザンターで開発。手作業では不可能に近い、関税率の引下げ対象製品の照会処理も自動実行できるようになりました。運用後のテーブル追加・修正もスムーズで、ほかのツールにはないフレキシブルな仕様を高く評価しています。

まとめ

プリザンターをはじめ、オープンソースのアプリ開発ツールが注目される昨今。通常のパッケージソフトにはない拡張性や利便性などが評価されている印象です。今後もオープンソースの 開発プラットフォーム は、様々な企業で導入が進められるでしょう。

なお、当サイトでは多種多様なノーコード・ローコード開発ツールをご紹介しています。気になるツールがないか、ぜひサイト内をチェックしてみてください。

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